なんとなく哀愁を

大阪で哀愁を拾い集めています。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

五階百貨店を歩く1

大阪日本橋には「五階百貨店」なる区画が存在している。古くからの商店が軒を連ねる、渋い街並みがそこには広がっている。 堂々と掲げられた「五階」の文字。一見、三階建てなのに強引に五階だと言い張ってる、わけのわからない建物に見えるだろう。だがこの…

メダルゲーム「ジャンケンマン」について

近所の商店街の一角で懐かしいものを見つけた。メダルゲームのジャンケンマンである。 ルールは単純かつ明快。ジャンケンに勝てばルーレットがまわってメダルを貰うことが出来る。大当たりは50枚、中当たり16枚なのだが、私は当たった試しがない。大抵1枚か2…

大阪日本橋「中川ムセン」と「マトウ家具」

大阪日本橋は電化製品の街、家具の街として長らく親しまれてきた。 かつて大小さまざまな規模の電気屋と、同じく数多の家具屋が軒を連ね盛況していた。今では電気屋は競争の波にのまれその数を減らし、家具屋に至ってはほぼ壊滅状態と化した現在。もはや電化…

始まり始まり

このブログでは私の地元大阪で見つけた哀愁ある風景を綴ります。 街の片隅に転がっている、色あせた過去の面影。 気づかないうちにひっそりと消えてしまいそうな、 そんな些細な哀愁を記録として残してみようか。 そんなことを考えながら、平成最後の夏、 な…